みなさん、こんにちは!
DH田村です!
ついに梅雨が訪れましたね☂️
毎日、自宅や医院の湿気対策に追われている今日この頃です笑
夏を楽しみに梅雨も頑張ります!!
さて、今日は前回のお話の続きをしていきたいと思います🎵
噛み合わせと楽器の関係
まず、楽器演奏は噛み合わせに影響するのかというお話です。
結論から言えば、影響してきます。
ただし、すべての楽器で影響があるわけではありません。
ここで、登場してくる楽器は、
①バイオリン・ビオラ
②クラリネット・サックス
の2グループです。
1.バイオリン・ビオラ
バイオリンとビオラは同じ見た目をしていますが、大きさが少し異なっています。
ですが、演奏方法は同じです。
これらは演奏する際に左下のお皿のような部分に顎を添えます。
この演奏方法により、顎が曲がってしまうことがあります。
顎が曲がってしまった場合の矯正治療は手術を伴う場合が多くあります。
もちろん演奏時間が短ければ影響は少ないかもしれませんが、部活や仕事として長時間行う場合は注意していただいたほうが良いかもしれません。
2.クラリネット・サックス
クラリネットとサックスは、前回のブログでもご紹介したように、上の前歯をマウスピースに起き、下の前歯を下唇で巻き込んだようにして演奏を行います。(詳しい口元はインターネットで調べてみてくださいね!)
この演奏方法は、出っ歯さん(上顎前突)になってしまうリスクがとても高くなります。
出っ歯さんは、口が閉じづらかったり、閉じた時に前歯が見えてしまったり、前歯で麺類などが食べにくくなったりなどがあります。
また、前述のバイオリンやビオラと同じく、出っ歯さんに関しても、重度の場合は手術が必要になることがあります。
この2種類の楽器を演奏してはいけません、ということでは勿論ありません!
ですが、歯科矯正の観点から見ると注意が必要であることは事実です。
これから楽器を始める方の参考になれば嬉しいです!
裏側矯正とマウスピース矯正
さて、最後に残るは裏側矯正とマウスピース矯正が楽器演奏をするにあたって影響があるかどうかです。
裏側矯正もマウスピース矯正も共通して言えることは、タンギングのしづらさを感じる可能性があるということです。
歯の内側に何かしらの装置が着くと、初めの1〜2週間は滑舌が悪くなり話しにくさを感じます。
それが、演奏にも影響してしまうということです。
ただ、ずっと慣れないわけではなく、少しずつ今まで通りの発音ができるようになる方がほとんどですのでご安心ください!
ですが、裏側矯正については、装置自体が表の矯正と同じくボコボコとしていますので、舌に傷がついて痛みが出てしまう可能性がずっとあります。
ですので、完全な裏側矯正ではなく、上は表側で下は裏側などの選択をする患者さんもいらっしゃいます。
演奏する楽器によって、合う装置も異なってくると思いますので、既に楽器演奏をされていて、これから矯正治療をしたいと思っている方は、初診相談のさいに聞いてみていただければ思います!
ここまでで、矯正治療と楽器演奏についてのお話は以上になります!☺️
いかがでしたでしょうか?
次回は、矯正治療の流れに戻ってお話ししていきたいと思います。
もし、ブログでこんなこと書いて欲しい!というご希望がありましたら、お気軽にスタッフまでお声がけいただければと思います!
私も大変助かります😻
では、また8月にお会いしましょう!
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つみき矯正歯科稲毛