みなさんこんにちは。
DH田村です!
今回は久しぶりに私の矯正治療についてお話をさせていただきます☺️
治療の流れpart7
私は今年の3月に動かす治療が終わり、保定期間へと移行しました。
ここで保定期間について復習します!
保定期間とは、矯正治療で歯を動かした後に、歯が安定するまで固定をする期間のことです。治療直後は骨や歯周組織が安定していないため、歯が元の位置に戻ろうとする後戻りが起きやすくなります。そのため、歯並びを維持するための保定装置(リテーナー)を装着して歯を安定させ、矯正効果を維持していきます。
当院で使用しているリテーナーは主に下記の2つです。
クリアボウリテーナーといい、取り外しのできる装置です。外から見える部分は透明のため審美的部分は安心して使用できます。(部分矯正の方は例外です。)
最初は話しにくさや違和感を感じますが、人によって個人差はありますが2週間前後でなれます。
犬歯間固定やfixといい、前歯の裏側にワイヤーを接着剤を使用して固定する装置です。前歯の後戻りを防ぐのにとても効果が強いです。ただ、ワイヤー矯正のように少し磨きにくくなりますので、歯石がついてしまったりということは起きやすくなります。
当院ではこの2つのリテーナーを組み合わせて使用していきます。
保定期間は2年間です。
全体矯正を行なった場合、最初の1年目は食事と歯磨きの時以外、クリアボウリテーナーの装着が必要です。
2年目になると、就寝時のみ装着を行います。
(部分矯正で前歯しか動かしていない場合はfixを装着していれば最初から就寝時のみの使用となります。)
3年目以降については、後戻りのリスクは低くなりますが、歯は加齢変化でも動きますので、リテーナーが壊れない限りはたまにでも使用しておくことをオススメしています。
では、私の話に戻りますね。
前述した通り、私は3月に除去を行い、クリアボウリテーナーとfixを使用して保定期間がスタートしました。
クリアボウリテーナーの違和感に慣れるまで、基本的には2週間前後と言われていますが、私は1ヶ月弱かかりました。
それまでの間は患者様とお話しする時も滑舌が悪く申し訳ありませんでした😓
今はおおよそ普通にお話しできているとは思いますが、それでも少し発音のしにくい言葉はあるように感じます。
昼間の装着はあと半年を切りましたので、もう少しの辛抱、頑張っていきたいと思います💪
またもう1つの保定装置fixですが、これは歯磨きなどのお手入れに気合を入れる必要がありました。
そうでないと歯石がついてしまうからです。
私は3刀流で行っています。
1つ目は歯ブラシです。fixは前歯の裏側についています。前歯の裏側は歯ブラシを縦にして1本ずつ磨いていきます。fixよりも歯茎側(歯の根元側)に汚れは残りやすいので、そこまで歯ブラシの毛先を届かせ、しっかり掻き出すことを意識しています。
2つ目はフロスです。fixがついていると根元まではフロスは通りませんが、通る部分まででもフロスを通さないと、意外とそこに歯石がついてしまったりします。
3つ目は歯間ブラシです。フロスで届かないfixより根本の部分は歯間ブラシを使用しています。歯間ブラシは様々なサイズが売られていますが、大きすぎる歯間用ブラシを無理に歯間に入れると、歯ぐきが傷ついてしまう恐れもあります。抵抗やキツさを感じない程度のサイズが良いです。若い方だとそもそもそんなに隙間がない方がほとんどなので、1番小さいSSSSを、ブラックトライアングルが気になる方はそのサイズに合わせて選んでください。
このような形で半年間過ごしてきた私ですが、最後に経過のお写真を載せます。
こちらは除去した際の写真です。
こちらがつい先日撮影した除去から半年後の写真になります。
しっかり保定装置を使用しているとこのように歯並びは崩れずきれいに維持できます。
むしろ、マウスピースが介在していた分少し浮いていた噛み合わせが、除去後に少しずつ馴染んできています。
動かすことが終わればそれで終わりではありません。きれいな歯並びが維持できるよう保定期間も一緒に乗り越えていきましょう✨
では、また来月お会いしましょう!!
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医療法人社団みつば会 つみき矯正歯科稲毛