みなさん、こんにちは！
DH田村です☺️
すっかり冬らしくなり、朝晩は冷え込むようになってきましたね❄︎
年末に向けて忙しくなる時期だと思いますので、体調には気をつけながらイルミネーションなど冬らしいイベントも楽しんで行けると良いですね♪
では、今回の内容ですが、前回からお話を始めているMFTについて、実際にトレーニングを始める前に行う診査内容を深掘ってお話していきます！
part4 口腔内審査
①無咬合嚥下
水を飲み込む際に、歯を噛み合わせているか、噛み合わせていないかをチェックしていきます。
②舌突出
水を飲み込む際に、舌を前方や側方に押し出しているかどうかをチェックしていきます。
③舌の状態
舌の大きさや、歯の痕が付いていないか、舌の動きの状態をチェックしていきます。
④舌小帯
舌の裏にある筋を舌小帯といいますが、これの長さが短くないかどうかをチェックしていきます。
⑤舌の姿勢位
噛んだり、飲み込んだり、話したりということをしていない普段の舌の位置が低い位置や上下の歯の間、歯に接している状態にないかをチェックしていきます。
⑥口唇の状態
唇が短かったり、跳ね上がっていたり、緊張したりという状態がないかをチェックしていきます。
⑦口唇の姿勢位
普段の生活で唇が開いていることが多いかどうかをチェックしていきます。お子さんの場合は保護者の方に普段の様子を聞いて確認をすることもあります。
⑧硬口蓋の様子
上顎の前方部分(前歯側)を硬口蓋といいますが、これの幅や高さをチェックしていきます。
⑨軟口蓋の様子
上顎の後方部分(喉側)を軟口蓋といいますが、これの長さや発音時の動きの状態をチェックしていきます。
⑩オトガイの状態
下顎の顎先、梅干しができたりする部分をオトガイといいますが、唇を閉じた際にオトガイに緊張がみられているかをチェックしていきます。
11.咬筋の収縮
噛む際の収縮の強弱をチェックしていきます。
12.顎関節の問題
顎関節の痛みや違和感、雑音などを感じたことがないか、口を開けにくいなどの開口障害が起きたことがないかをチェックしていきます。
13.発音の問題
短文を読んでもらい、サ行タ行ラ行の発音に問題がないかをチェックしていきます。
14.身体の姿勢
正面や側面から見た姿勢の良し悪しをチェックしていきます。
15.口腔習癖
指しゃぶりや唇を噛む癖、歯ぎしりなどがないかどうかをチェックしていきます。
16.アレルギー・鼻づまり
花粉症や大気汚染などによる呼吸器系の病気は口呼吸の原因となるため、慢性的な鼻づまり等がないかをチェックしていきます。
17.扁桃肥大・アデノイド
これらの問題も口呼吸の原因となるため、チェックをしていきます。
18.嘔吐反射
軟口蓋が舌の根本部分に刺激を与えた際に嘔吐反射が起こるかどうかをチェックしていきます。
以上が当院での審査項目です。
これらの審査結果を踏まえて、どこの部分に問題があるのか、どこを中心にトレーニングをしていくのか計画を立てています。
よかったら参考にしてくださいね。
次回は年明けになりますね！
実際のトレーニング内容についてお話ししていきます。
みなさん、良いお年をお迎えくださいね🎍
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