矯正の知識

矯正治療を検討している方の親知らずについて

こんにちは。院長の戸嶋です。

5月も下旬になり気温も上がってまいりましたが皆様いかがおすごしでしょうか。暑すぎず、寒すぎずサイクリングやキャンプなどのレジャーが快適な季節ですので外にお出かけする方も多いのではないでしょうか。私は花粉症が落ち着いてきて快適に外で過ごせるようになってきたため副院長とお散歩に出かけることが増えてきました。

 

さて、本題ですが今回は親知らずについて矯正治療の観点からお話しようと思います。

親知らずと聞くと抜いたほうが良いと考える方も多いかと思います。しかし、親知らずが残っていることで矯正治療の選択肢が広がる場合があります。今回は残しておいたほうが良いパターンと抜いてしまっても影響が少ない場合についてお伝えします。

残したほうが良いパターン

1.上下の親知らずがまっすぐ生えていてしっかり噛んでいる

この場合はその他の大人の歯と遜色ないため抜くメリットがありませんので残しておいたほうが良いです

2.まっすぐ生えているが噛み合っていはいない

今後矯正治療を検討している場合や虫歯等で近い将来抜歯が必要になる歯がある場合は残しておいたほうが治療の選択肢が広がります。一方で、噛んでいない親知らずは徐々にのびてきてしまうためあまり長く放置していると向かいの歯茎にあたり痛みの原因になってしまうこともあります。

3.埋まっているがまっすぐ生えてきそう(判断にはレントゲンが必要)

まだお口の中に出てきていなくても今後まっすぐ生えてきそうで隣の歯に悪い影響を及ぼしていなければ残しておいても良いです。

残さなくて良いまたは抜いたほうが良いパターン

1.真横を向いていて一部お口の中に生えてきている

この場合は矯正治療や移植に使用できる可能性が非常に低く、免疫力の低下によって智歯周囲炎を引き起こす可能性や隣の歯の虫歯の原因になりかねないため抜歯したほうが良いです。

2.お口の中に生えてきてはいないが横を向いている

上記と同じで矯正治療や移植に使える可能性が低いため残しておく意味はあまりありませんが、隣の歯を押してしまっているなどの悪い影響がなければすぐに抜く必要もありません。

3.大きい虫歯や歯周病になっている

この場合は残さないほうが良いケースも珍しくないため抜歯をしたほうが良い可能性が高いです。

 

以上が親知らずを残したほうが良いかの基準になります。もちろんお口の状況や他の歯の状況によって抜歯すべきか否か変わりますので、残したほうが良いか悩まれた場合はお近くの歯医者さんに一度相談に行きましょう。

 

今回のブログと類似した投稿がインスタグラムにもありますのでご興味ある方は合わせて見てみてください。

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