こんにちは。院長の戸嶋です。
今日は何の日シリーズです。２０１６年のこの日、キューバの革命家であるフィデル・カストロが亡くなりました。フィデル・カストロ（１９２６〜２０１６）は、キューバ革命を指導し、１９５９年にバティスタ独裁政権を打倒しました。社会主義体制を確立し、教育や医療を無償化して国民生活を向上させる一方、アメリカと対立し冷戦の焦点となりました。約半世紀にわたり国家を率いた彼は、反帝国主義の象徴として支持される一方、言論統制や独裁体制への批判も受けました。90歳で死去するまで、世界に強い影響を与え続けた指導者となりました。
さて、今回はマウスピース矯正治療の適用についてです。
マウスピース型矯正装置の性能が向上し、適用範囲は広っがてきています。しかし、現状は向いていないと言わざるを得ない症例もありますのでそれについてのお話になります。
奥歯をたくさん動かす症例
マウスピース型矯正装置の特性上、大きな歯をたくさん動かさなくては行けない症例は不向きです。大臼歯（大きい奥歯）を抜歯して親知らずを手前に移動させる症例等がこれに該当します。
埋まっている歯を引っ張り出す開窓牽引
正常に生えて来なかった歯を引っ張り出す処置を開窓牽引といいますが、継続的な牽引力が必要になりますので、着脱式のマウスピース型矯正装置は不向きです。マウスピースを使用していない間は牽引している歯が戻ってしまいますので、なかなか治療が進まない状況になってしまうためです。
その他にも、歯の長さが短かったりするとマウスピース型矯正装置が向いてなかったりします。ただ、これは一つの判断基準でしかないため個人個人によって適用できるかは変わってきます。
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