矯正の知識

治療期間は短いほうがいい?

こんにちは。院長の戸嶋です。

本日、3月25日は「電気記念日」だそうです。1878年のこの日、東京・銀座で日本初の電灯が公に点灯されたことにちなんでいるのだとか。今では当たり前にある電気ですが、初めて明かりが灯った瞬間の人々の驚きを想像すると、なんだかワクワクしますね。

さて、今回は「矯正治療の期間は短いほうが正義?」というお話についてです。

患者様にとって、治療期間はとても気になるポイントですよね 。早く終われば嬉しいのはもちろんですが、実は「早ければ早いほど良い」というわけでもないんです。

 


治療期間が短いことのメリットと意外な注意点

同じゴールを目指すのであれば、基本的に治療期間は短いほうが良いです。

なぜなら、マウスピース矯正を除いて、ワイヤーなどの装置がついている期間は、どうしても虫歯や歯周病のリスクが上がってしまうからです。歯磨きも大変になりますので、お口を清潔に保つという点では、期間が短いに越したことはありません。

一方で、期間が短く早く終わると、その分「後戻り(歯が元の位置に戻ろうとすること)」がしやすいというデメリットもあります。もちろん、取り外しができないタイプの固定する装置(保定装置)を使うことでリカバリーは可能ですが、急ぎすぎることの弱点も知っておく必要があります。

歯を並べるだけなら早いけれど……

実は、デコボコの歯を「ただ並べるだけ」であれば、それほど時間はかかりません。

しかし、矯正治療の本当の目的は、並べたあとに「奥歯の噛み合わせをしっかり作る」ことにあります。この、しっかり噛める状態に整える工程には、それなりの時間がかかります。

ただ並べるだけの治療で終わらせてしまうのは、矯正治療に払う大切なお金がもったいないと私は考えています。これから何十年も良い状態を維持していくためには、この「噛み合わせを整える時間」がとても重要なんです。

未来への投資としての「治療期間」

治療期間が長いと感じることもあるかもしれませんが、それは綺麗な歯並びを一生維持するための「時間の投資」だと思っていただけると嬉しいです。

「とりあえず見た目だけ早く治したい」のか、「一生モノの噛み合わせを手に入れたい」のか、どこをゴールに設定するかで期間は変わってきます。まずはご自身がどうなりたいか、お近くの歯医者さんに相談してみてくださいね。

当院でも、患者様のご希望を伺いながら、無理のない最短のプランを一緒に考えています。


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