こんにちは。院長の戸嶋です。
本日、9月15日は敬老の日です。1947年に兵庫県の村で「老人の日」として始まり、1966年に国の祝日に制定されました。2003年以降は「ハッピーマンデー制度」により毎年9月の第3月曜日に移行していますが、今年はたまたま9月15日になっています。
さて、今回は矯正治療後に歯並びを安定させるコツについてです。これは医学的に証明されているわけではありませんが、よく噛むことで安定してくることが多いです。
かみ合わせる力によって維持される
歯の数や大きさに問題がなければ矯正治療後は1歯対2歯咬合で噛みますので、歯の形状的に噛む力がかかることで前後的な位置が規制され歯並びが維持されやすくなります。
咬耗による接触点の増加
食事の際、噛むたびに上下の歯が接触し、少しずつ削れていきます。これを咬耗といいます。矯正治療前も咬耗は起きており、治療前の歯並びで上下の歯がたくさん接触するような形になっています。その歯の形では矯正治療後にしっかり噛むことが難しい場合があります。新しい歯並びでもよく噛んで食べることで上下の歯が互いに擦れて咬耗し、より接触点が増えることでかみ合わせの安定に繋がります。よく噛んで食べる方は動的治療(刃を動かす治療)が終了した直後よりも、保定(歯並びを抑える治療)期間終了時のほうがよく噛んでいる方も少なくありません。
歯並びを安定させる保定治療は終わりのタイミングを決めることが難しく、教科書的には自然保定が得られるまでとなっております。自然保定とは上下の歯の接触や前後の歯の接触、舌や頬の筋肉などによって歯並びが維持されている状態ですが、何年経っても自然保定が得られない方もいらっしゃいますし、自然保定が得られたあとも、歯並びの加齢変化は起こります。ですので、よく噛んで食べることで自然保定を目指しつつ、歯並びの加齢変化は保定装置を週に数回使用することでで抑えていくことが保定治療の完成形であり、重要なことだと僕は考えています。
今回のブログと類似した投稿がインスタグラムにもありますのでご興味ある方は合わせて見てみてください。
千葉市の稲毛、稲毛海岸、新検見川で矯正歯科をお探しの方は稲毛駅徒歩3分のつみき矯正歯科稲毛に矯正相談に来てみてはいかがでしょうか。
表側ワイヤー矯正、マウスピース矯正(インビザライン)、ハーフリンガル矯正(上が裏側、下が表側)、裏側ワイヤー矯正と豊富なメニューをご用意しています。
また、当院の表側ワイヤー矯正では審美ブラケット(セラミック)、ホワイトワイヤーも追加料金無しで使用しています。
〒263-0043 千葉県千葉市稲毛区小仲台6-19-28FYSⅢビル1F
医療法人社団みつば会
つみき矯正歯科稲毛