衛生士ブログ

お知らせ

DHの矯正知識 -第一話 MFTとは-

こんにちは!

DH田村です。

すっかり涼しくなり(寒くなり?笑)、秋冬のファッションが楽しめるようになってきましたね👔

9月10月と季節の変わり目で気温が毎日バラバラでしたので体調管理も大変でしたよね😓

ですが、今度はインフルエンザの流行が本格化してきます。

皆さんで予防に努めていきましょうね❢

 

ところで、ブログの題名が変わったことにお気づきの方はいらっしゃいますか?

今回からは、矯正治療を行う上で補足的に必要になってくる知識について少しづつお話していこうと思いますので、「DHの矯正知識」と題名を変更しました!

そして今回からはMFTというものを題材に何回かに分けてご説明していきます!

よろしければ、またしばしの間お付き合いください❤

 

part1 MFTとは?

MFTとは日本語では【口腔筋機能療法】といい、歯並びを取り巻く口腔周囲筋の機能を改善する訓練法のことです。

歯並びは、舌・口唇・頬などの口腔周囲筋からいつも圧力を受けています。内側からは舌の、外側からは口唇や頬の力がそれぞれ歯列に及びます。

これらの口腔周囲筋からの圧力が均衡を保っていることがとても大切です。

また、咀嚼(噛む)・嚥下(飲み込む)・発音(話す)・呼吸など口腔と関連した機能が正しくないと、不正咬合(正しくない噛み合わせ)や矯正治療の後戻りなどの原因となります。

MFTは、筋肉の訓練、咀嚼(噛む)・嚥下(飲み込む)・発音(話す)の訓練、口唇と舌の位置の訓練などを行っていきます!!

 

part2   どんな人に必要?

MFTが必要なパターンについていくつか例をお伝えします。

まず、噛み合わせとして1番MFTを行う頻度が高いのは開咬です。開咬の方は最も後戻りが起きやすいと言われており、MFTが必要になることがほとんどです。

また、話す時や飲み込む時に舌の良くない癖がある方や、ポカン口の方、特定の音の発音がはっきりとしない方などもMFTによる改善が必要なことが多いです。

実際にMFTを行うかどうかは、歯科医師や歯科衛生士が初診時の噛み合わせや、治療中、お話中の様子を観察して判断していきます。

 

part3   MFTをやらないとどうなるの?

口腔周囲筋の機能障害があると、口腔の持つ基本的機能が影響を受けます。

特に開咬やすきっ歯、出っ歯、受け口などの不正咬合が見られることが多いです。

これらの不正咬合は、癖が強いと矯正治療自体がスムーズに進まず難航し、治療期間が予定よりも伸びてしまうこともあります。

また、矯正治療を行ってせっかく綺麗な噛み合わせを完成させたとしても、癖が残ったままだと後戻りをしてしまう可能性がとても高くなります!!🥹

 

矯正治療は決して安いものではないと思います。

ご自身の長年の癖を治すということは簡単なことではないかもしれませんが、手に入れた綺麗な噛み合わせを維持し続けられるようできることはやっておいた方が良いと私は思います。

 

次回からは具体的な診査内容や訓練内容もお話ししていきます!

既にMFTを行っている方や、診断時点でいつかMFTが必要だと言われている方、矯正はまだ始めていないけどなんとなく当てはまるようなきがしている方、必見です!

また12月にお会いしましょう🧣

 

千葉市の稲毛、稲毛海岸、新検見川で矯正歯科をお探しの方は稲毛駅徒歩3分のつみき矯正歯科稲毛に矯正相談に来てみてはいかがでしょうか。

小児矯正、表側ワイヤー矯正、マウスピース矯正(インビザライン)、ハーフリンガル矯正(上が裏側、下が表側)、裏側ワイヤー矯正と豊富なメニューをご用意しています。

また、当院の表側ワイヤー矯正では審美ブラケット(セラミック)、ホワイトワイヤーも追加料金無しで使用しています。

〒263-0043 千葉県千葉市稲毛区小仲台6-19-28FYSⅢビル1F

医療法人社団みつば会 つみき矯正歯科稲毛

稲毛駅徒歩3分の矯正歯科|つみき矯正歯科稲毛

 

 

 

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食事に不便はないが矯正治療を考えている方

こんにちは。院長の戸嶋です。

1929年のこの日、ニューヨーク株式市場で株価が急落し、ウォール街大暴落が起こりました。翌週の29日には“暗黒の火曜日”と呼ばれる史上最大級の暴落に発展。銀行の破綻や失業者の急増を招き、アメリカ経済は深刻な不況に突入しました。その影響は世界中に波及し、各国の経済を混乱させた出来事が「世界恐慌」として知られています。一方で現在の日経平均株価は過去最高レベルで推移しています。また、株式投資をする方は増加しましたが、いつ大暴落するかわかりませんので投資は余剰金で行いましょう。

 

さて、今回はお食事には不便を感じていなくても矯正治療を検討している方に向けたお話です。

歯並びがキレイではなくてもよく噛める

歯並びやかみ合わせが良くなくてもお食事に不便を感じていない方はたくさんいいます。歯並びが悪い状態で長期に過ごしており、その状態での食事しか経験がないことや慣れによって不便を感じていないことが多いです。しかし、矯正治療をして正しいかみ合わせになることにより、お食事が快適になる方もいますので快適性を求めて矯正治療を検討するのもいいかもしれません。

矯正治療の必要があるのか

お食事に不便を感じていなくても、歯並びの状態によっては矯正治療の必要性が高い場合もあります。本数に限らず、上下の歯が逆(下の歯が上の歯の外側)に噛んでいる場合や数本の歯のみが強くあたっている場合は該当する歯の負担が大きく、将来的に割れてしまったり、グラグラしてきてしまい抜けてしまうことがあります。

矯正治療を後回しにするケース

上記のようなかみ合わせの場合は矯正治療を行ったほうが良いですが、未就学児や転勤や進学での引っ越しが控えている場合は転院を避けるために治療開始の時期を遅らせることも検討します。

 

 

 

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11/1(土)の診療時間について

こんにちは。院長の戸嶋です。

11月1日土曜日の診療は10:00−13:30のみの診療となります。

また、11月5日までは休診です。次の診療は11月6日の10:00からです。

ご不便おかけしますが、よろしくお願いいたします。

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部分矯正の適用について

こんにちは。院長の戸嶋です。

10月15日は「世界手洗いの日」ということをご存知でしょうか。ユニセフなどが提唱し、2008年に始まりました。目的は、正しい手洗いの習慣を広めて感染症の予防につなげることで、特に子どもたちの命を守る大切な行動として注目されています。石けんを使った手洗いは、下痢や肺炎などの病気を大幅に減らす効果があるとされ、世界中で啓発活動が行われています。手洗いはシンプルですが、命を守る力強い習慣となり得ますので、今日からぜひ見直してみましょう。

さて、今回は部分矯正治療の適応についてです。

部分矯正治療は期間が短く、費用も安いため、できれば部分矯正で済ませたいと考える方も多いのではないでしょうか。そこで、部分矯正治療の適用についてご紹介します。

奥歯のズレの有無

奥歯が前後的にズレていると部分矯正の適用は難しくなります。例えば、上の奥歯が手前(前方)にズレている場合は前歯のみの部分矯正で治療してしまうと出っ歯が残ってしまいます。部分矯正では基本的に前歯のみを動かして治療するため奥歯にズレがある場合は向いていません。

抜歯の必要性の有無

特殊な場合を除いて、部分矯正では抜歯を行うことができません。ですので、抜歯が必要な治療の場合は部分矯正の適用からは外れてしまいます。

適用になりやすい症例

奥歯のかみ合わせにズレがなく(または少なく)、軽度のデコボコやすきっ歯の場合は適用になることが多いです。その他にも補綴治療(ブリッジやインプラント等)の前に補綴周囲の歯並びを整えることでキレイな補綴を入れられるようにする場合も適用になります。

金銭的、治療期間等の問題での適用

本来であれば全体矯正治療の適用になりますが、金銭的問題や治療期間が引っ越しや目標とするタイミングまでに間に合わない場合も適用することがあります。しかし、医学的には正しい適応とは言えません。どうしてもの場合以外は一度矯正治療を見送り、時間やお金に余裕ができてから全体矯正(医学的に正しい)治療を受けられることを検討することも一つの選択肢として良いのではないかと思います。

部分矯正の適用ではない症例を部分矯正で治療してしまうと治療期間の延長や矯正治療によって不正咬合を誘発してしまう場合があります。部分矯正の適用でない場合に部分矯正治療を受けられる際は妥協的な部分が出ることをご承知おきください。

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DHの矯正日記 -第十六話 治療後の経過-

みなさんこんにちは。

DH田村です!

 

今回は久しぶりに私の矯正治療についてお話をさせていただきます☺️

 

治療の流れpart7

私は今年の3月に動かす治療が終わり、保定期間へと移行しました。

ここで保定期間について復習します!

保定期間とは、矯正治療で歯を動かした後に、歯が安定するまで固定をする期間のことです。治療直後は骨や歯周組織が安定していないため、歯が元の位置に戻ろうとする後戻りが起きやすくなります。そのため、歯並びを維持するための保定装置(リテーナー)を装着して歯を安定させ、矯正効果を維持していきます。

当院で使用しているリテーナーは主に下記の2つです。

クリアボウリテーナーといい、取り外しのできる装置です。外から見える部分は透明のため審美的部分は安心して使用できます。(部分矯正の方は例外です。)

最初は話しにくさや違和感を感じますが、人によって個人差はありますが2週間前後でなれます。

犬歯間固定やfixといい、前歯の裏側にワイヤーを接着剤を使用して固定する装置です。前歯の後戻りを防ぐのにとても効果が強いです。ただ、ワイヤー矯正のように少し磨きにくくなりますので、歯石がついてしまったりということは起きやすくなります。

当院ではこの2つのリテーナーを組み合わせて使用していきます。

保定期間は2年間です。

全体矯正を行なった場合、最初の1年目は食事と歯磨きの時以外、クリアボウリテーナーの装着が必要です。

2年目になると、就寝時のみ装着を行います。

(部分矯正で前歯しか動かしていない場合はfixを装着していれば最初から就寝時のみの使用となります。)

3年目以降については、後戻りのリスクは低くなりますが、歯は加齢変化でも動きますので、リテーナーが壊れない限りはたまにでも使用しておくことをオススメしています。

 

 

では、私の話に戻りますね。

前述した通り、私は3月に除去を行い、クリアボウリテーナーとfixを使用して保定期間がスタートしました。

クリアボウリテーナーの違和感に慣れるまで、基本的には2週間前後と言われていますが、私は1ヶ月弱かかりました。

それまでの間は患者様とお話しする時も滑舌が悪く申し訳ありませんでした😓

今はおおよそ普通にお話しできているとは思いますが、それでも少し発音のしにくい言葉はあるように感じます。

昼間の装着はあと半年を切りましたので、もう少しの辛抱、頑張っていきたいと思います💪

 

またもう1つの保定装置fixですが、これは歯磨きなどのお手入れに気合を入れる必要がありました。

そうでないと歯石がついてしまうからです。

私は3刀流で行っています。

1つ目は歯ブラシです。fixは前歯の裏側についています。前歯の裏側は歯ブラシを縦にして1本ずつ磨いていきます。fixよりも歯茎側(歯の根元側)に汚れは残りやすいので、そこまで歯ブラシの毛先を届かせ、しっかり掻き出すことを意識しています。

2つ目はフロスです。fixがついていると根元まではフロスは通りませんが、通る部分まででもフロスを通さないと、意外とそこに歯石がついてしまったりします。

3つ目は歯間ブラシです。フロスで届かないfixより根本の部分は歯間ブラシを使用しています。歯間ブラシは様々なサイズが売られていますが、大きすぎる歯間用ブラシを無理に歯間に入れると、歯ぐきが傷ついてしまう恐れもあります。抵抗やキツさを感じない程度のサイズが良いです。若い方だとそもそもそんなに隙間がない方がほとんどなので、1番小さいSSSSを、ブラックトライアングルが気になる方はそのサイズに合わせて選んでください。

 

このような形で半年間過ごしてきた私ですが、最後に経過のお写真を載せます。

こちらは除去した際の写真です。

こちらがつい先日撮影した除去から半年後の写真になります。

しっかり保定装置を使用しているとこのように歯並びは崩れずきれいに維持できます。

むしろ、マウスピースが介在していた分少し浮いていた噛み合わせが、除去後に少しずつ馴染んできています。

 

動かすことが終わればそれで終わりではありません。きれいな歯並びが維持できるよう保定期間も一緒に乗り越えていきましょう✨

 

では、また来月お会いしましょう!!

 

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歯並びが良くても矯正治療が必要なケース

こんにちは。院長の戸嶋です。

9月も後半に入りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。今年は日本矯正歯科学会が北海道で開催されるため、雪を避けるために例年よりも早い9月末に行われます。2017年の学会も北海道でしたが、その際は10月中旬にもかかわらず、雪が降っていたのを覚えています。まさか雪が降るほど寒いとは想像していなかったため、やや薄着でとても寒い思いをしました。

さて、今回は歯並びが良くても抜歯が必要なケースについてです。開咬というかみ合わせは並びはキレイでも矯正治療の必要性が高い歯並びになります。その理由についてお話します。

奥歯の負担が大きい

開咬は前歯から横の歯が噛み合っていないため、奥歯のみが噛む力を負担しています。開咬の程度にもよりますが、通常の倍以上の負担がかかるため、奥歯が割れたりかけたりしやすくなってしまいます。縦に割れてしまうと抜歯になるため更に噛んでいる歯の数が減ってしまい悪循環になります。

発音に影響する可能性がある

前歯が空いていると発音に影響することがあります。なんだかしゃべりにくいと感じる場合は開咬が原因になって入可能性もありますし、しゃべりにくいと感じるような舌使いが開咬を引き起こしている可能性もあります。

食事がしにくい

開咬ですと前歯で食べ物が噛み切れないため、特に麺類が食べにくいと感じることが多いです。ただ、人によってはもともと前歯が噛んでいないため食べにくさを自覚していない方もいます。また、口が自然に閉じられない方もいますので、その場合はお口の乾燥につながる場合もあります。

原因

指しゃぶりや舌の癖、顎の関節の変形等がありますが、癖が原因の場合はその癖も直さないと矯正治療後に後戻りしてしまうリスクが高まります。

 

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矯正治療後に歯並びを安定させるコツ

こんにちは。院長の戸嶋です。

本日、9月15日は敬老の日です。1947年に兵庫県の村で「老人の日」として始まり、1966年に国の祝日に制定されました。2003年以降は「ハッピーマンデー制度」により毎年9月の第3月曜日に移行していますが、今年はたまたま9月15日になっています。

さて、今回は矯正治療後に歯並びを安定させるコツについてです。これは医学的に証明されているわけではありませんが、よく噛むことで安定してくることが多いです。

かみ合わせる力によって維持される

歯の数や大きさに問題がなければ矯正治療後は1歯対2歯咬合で噛みますので、歯の形状的に噛む力がかかることで前後的な位置が規制され歯並びが維持されやすくなります。

咬耗による接触点の増加

食事の際、噛むたびに上下の歯が接触し、少しずつ削れていきます。これを咬耗といいます。矯正治療前も咬耗は起きており、治療前の歯並びで上下の歯がたくさん接触するような形になっています。その歯の形では矯正治療後にしっかり噛むことが難しい場合があります。新しい歯並びでもよく噛んで食べることで上下の歯が互いに擦れて咬耗し、より接触点が増えることでかみ合わせの安定に繋がります。よく噛んで食べる方は動的治療(刃を動かす治療)が終了した直後よりも、保定(歯並びを抑える治療)期間終了時のほうがよく噛んでいる方も少なくありません。

 

歯並びを安定させる保定治療は終わりのタイミングを決めることが難しく、教科書的には自然保定が得られるまでとなっております。自然保定とは上下の歯の接触や前後の歯の接触、舌や頬の筋肉などによって歯並びが維持されている状態ですが、何年経っても自然保定が得られない方もいらっしゃいますし、自然保定が得られたあとも、歯並びの加齢変化は起こります。ですので、よく噛んで食べることで自然保定を目指しつつ、歯並びの加齢変化は保定装置を週に数回使用することでで抑えていくことが保定治療の完成形であり、重要なことだと僕は考えています。

 

 

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DH日記【番外編】-第5回 新人教育-

みなさんこんにちは!

DH田村です💓

 

とても暑い日が続いていますが、体調を崩したりなどはしていませんか?

しっかり食べて、しっかり寝て、残暑も夏バテにならないよう気をつけてお過ごしくださいね!

 

私はというと、とても元気です😃

今年の夏は大阪万博にも行ってきました!ついでにUSJも🎢

また推し活にもいそいそと励んでおります笑

宣言通り夏をenjoyさせていただいております✨✨

 

さて、今回は当院の新人教育についてお話をしていきますね!

 

新人育成プログラム

当院は開業以来ありがたいことに患者様が増え続けております。

それに伴い診療台の増設だけではなく、スタッフの増員も適宜行ってきました。

その度に行ってきた新人教育についてお話しをしていきます。

特に歯科衛生士の育成に焦点を当ててお伝えします🦷

 

当院に入社するとまずは当院の治療概要について知る必要がございます。

患者様に初診時にお伝えしている内容(料金・矯正治療のメリットやリスク・当院ならではの特徴)について説明を受けます。

また、矯正治療の一般的な治療の流れや準備物についてもワイヤー・マウスピースともに学んでいきます。

この2つは座学で学んでいきます。

 

次に新卒のスタッフの場合は接遇についても学んでいきます。

患者様の誘導の仕方や電話応対などを身につけます。

 

そしてついに実技へと入ります。

まずは、歯科衛生士の必須技術であるクリーニングの手技を練習していきます。

もちろん学生時代に相互実習や病院実習で身につけてから卒業はしているのですが、最後の半年ほどは国家試験の勉強のため実技からは離れてしまいます。

そのため、入社してまずは模型や先輩の口を使って練習を行います。

 

次にアシスタント業務を覚えていきます。既卒のスタッフの場合は座学の次はこの辺りからスタートすることが多いです。

まずは先輩の歯科衛生士について目で見て学び、その後先輩に見守られながら実際に歯科医師のアシストを行います。

そこで先輩からOKが出ると晴れて独り立ちし、1人でアシスタント業務を行うようになります。

 

ここまでは入社からおおよそ1ヶ月経たずにマスターすることができます!

 

次は表側ワイヤー矯正のワイヤー交換を練習します。

ワイヤーは柔らかく細いものから段々と太いものへと交換を行い、最終的には硬いワイヤーになります。

太いワイヤーになればなるほど、ワイヤーを通すのは難易度が上がります。特に硬いワイヤーは難しいです。

そのためまずは模型で細いワイヤーから練習を行います。そして模型でできるようになるとワイヤー矯正中の先輩の口で練習を行います。

ここまで合格すると実際に患者様のワイヤーを通すようになります。もちろん最初は先輩が隣で見ている中で難易度の低いパターンから練習を行います。

全てのワイヤーを問題なく通せるようになるまでもおおよそ1ヶ月くらいです!

 

そしてこのワイヤーの練習と並行して行うのがスキャンです。

当院では精密検査やマウスピースの作成時、矯正治療終了時等にスキャンを行います。

このスキャンを3回連続10分以内で行えるようになると合格で次の項目へと進むことができます。

 

次の項目とはバンドという銀色の輪っかを歯にはめる処置です。

バンドはサイズが36種類ほどあります。その中から患者様の歯のサイズに合ったものを選択し、規定の深さまではめ込むのですが、言葉でいうと簡単そうなんですが実際はかなり難しいのです。

こちらは毎回院長もしくは副院長のチェックを受け、3回連続で合格となると次の項目へと進みます。

 

スキャンとバンドの2つともを合格するのには2ヶ月弱かかることもありますが、とにかく数をこなすことが上達のコツです!!

 

大体ここまでで入社して3.4ヶ月ほど経っている状態です。

この頃には日々の診療は基本的に問題なく他のスタッフと同様に行えるようになっています。即戦力です!!

 

その後、マウスピース矯正のアタッチメントという歯に突起をつける処置や、裏側ワイヤー矯正、あとは今後ブログでもお話しする口腔筋機能療法という口のトレーニングの練習へと進みます。

これらの項目は入社から半年〜1年くらいをかけて適宜練習を行なっていきます。

 

当院では常に何人かのスタッフが矯正治療を行なっていることも、練習がスムーズに進む良いポイントかなと思っています😌

このような形で当院では新人教育を行っております。

昨年の10月に入社した既卒スタッフは春頃には他のスタッフと完全に同じレベルで業務を行っていました。

今年の4月に入社した新卒スタッフもほとんどの項目をマスターし、私たちとしても全く不安なく診療を任せられるようなところまで成長してくれました⭐️(成長とても早かった!!!😆)

 

また、年に1〜3回、矯正関連の学会がありますので、そこに参加してスタッフ全員で知識のレベルアップをはかっています。

 

現在も増員のため歯科衛生士を募集しております!!

興味のある方は是非当院のHPの求人情報からご連絡お待ちしております✉️🩷

また患者様におかれましても、このように教育システムをしっかりととっておりますので安心して通院されてくださいね!!

 

ではまた来月お会いしましょう🫶🏻🫶🏻🫶🏻

 

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時短診療について

こんにちは。院長の戸嶋です。

8/30は歯科医師会研修のため18:00までの診療となります。

ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。

 

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理事長 戸嶋 翼

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歯並びを決める先天的要因

こんにちは。院長の戸嶋です。

8月も終盤になりましたが、夏にやっておきたいことはすべて済んでいるでしょうか。受験勉強や資格勉強など将来への投資も大切ですが、海や山に行ったり、花火を見たりスイカを食べたり夏らしく楽しいことをするのも同じくらい大切だと思います。

 

さて、今回は歯並びを決める先天的要因についてです。主に4つの要因がありますのでそれについてご紹介します。

顎の大きさ

歯が並ぶスペースに影響します。顎といっても厳密には歯が並ぶ歯槽骨の幅や長さになりますので、お顔が大きいからと言って必ずキレイな歯並びになるわけではありません。

歯の大きさ

歯並びがデコボコになるかどうかは歯槽骨(ベンチ)の大きさと歯の大きさ(座る人の体型)のバランスで決まります。大きいベンチでもお相撲さんが座ろうとすると入り切らなかったり、小さいベンチでも座る側が華奢な女性ならきちんと座れたりしますので、どちらかではなく双方のバランスが重要になってきます。ベンチが大きいのに華奢な人が座ると余裕がありすぎてすきっ歯の状態になったりもします。

歯の本数

歯の大きさが平均的でも数が多かったり、少なかったりするとデコボコやすきっ歯の原因になります。

骨格のズレ

上下の顎が前後左右にズレていると受け口や出っ歯、正中線のズレに繋がります。左右のズレは後天的にも発生する可能性がありますので、非対称な姿勢をとる習慣がある場合は気をつけましょう。

骨格的なズレが大きい場合は矯正治療単独での改善が難しく、手術を伴う矯正治療になる可能性もありますので大学病院等での治療になることが多いです。

 

 

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