矯正の知識

口ゴボ(上下顎前突について)

こんにちは。院長の戸嶋です。

夏休みもいよいよ終わり(大学生の方はこれからが夏休み本番かもしれませんね)に近づいてきました。バカンスを満喫した方、勉強やバイトに費やした方それぞれいらっしゃると思いますが、当院でもお盆休が開けて先週から通常診療を再開いたしました。

今回の内容は上下顎前突についてです。俗に言う口ゴボ(ゴボ口)のことで口元が突出している状態を指します。

原因

①骨格的に上下ともに前に出ている

②骨格は正常でも前歯が前に傾斜している

③ベロで前歯を押すくせがある(この結果②になります)

等があります。

治療

治療方法は原因によらず、基本的には上下の前から4番目の歯(第一小臼歯)を抜いて、抜いた隙間分前歯を後退させて治療を行います。この際、奥歯はなるべく手前に動いてほしくないので、アンカースクリュー(顎に直接打つネジ)や奥歯を固定しておく装置を入れます。

*前歯にデコボコがなくても前歯を後退させる必要があるため、基本的に抜歯が必要になります

また、前歯にデコボコがなければ4番めの歯を抜いた隙間分前歯が下がりますので7~8mmの後退が期待できます。ただし、前歯が7~8mm下がったとしても唇は前歯の後退量の70%程度しか下がりませんので、口元は5~5.5mm程度の後退となります。

装置

上下顎前突でデコボコが少ない場合の治療はマウスピース型矯正装置よりもワイヤーでの矯正が向いていることが多いため、第一選択はワイヤー矯正(裏表はどちらでも)になります。

マウスピース型矯正装置でも治せないということではないですが、前歯の下げられる量が減ってしまったり、途中でワイヤーでのリカバリーが必要になる可能性があるため、はじめからワイヤー矯正を選択することをおすすめします。ただし、口ゴボではなくデコボコ改善のために抜歯する場合はマウスピースでも問題ないことがほとんどです。

予後

リテーナー(後戻り防止装置)をしっかり使用していれば後戻りが起こる可能性は低いですが、ベロの癖が残っているとリテーナーを使用していても上下の歯列全体が前方に移動してしまうことがありますので、注意が必要になります。

 

千葉市の稲毛、稲毛海岸、新検見川で矯正歯科をお探しの方は稲毛駅徒歩3分のつみき矯正歯科稲毛に矯正相談に来てみてはいかがでしょうか。

当院では審美ブラケット(セラミック)、ホワイトワイヤーも追加料金無しで使用しています。

〒263-0043 千葉県千葉市稲毛区小仲台6-19-28FYSⅢビル1F

つみき矯正歯科稲毛

 

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