矯正の知識

矯正治療のリスク・デメリット①

こんにちは。院長の戸嶋です。

今回は矯正治療のデメリットについてお話します。

矯正治療はいいこともたくさんありますが、デメリットやリスクも存在しますので、そこを理解した上で矯正治療を開始していただくことが重要です。

①歯の痛みや違和感
ほとんどすべての人に起こります(早期治療は痛みが出ない人が多い)が、常に痛いわけではありません。食事等、主に歯に力が加わったときに感じることが多いです。
痛みは装置装着後2.3日がピークで、1週間程度で治まりますが、月1回の装置調整の度に痛みが再発します。ただし、半年程度すると痛みは弱くなり、持続期間も短くなってきますので、治療終盤まで強い痛みが繰り返されるわけではありません。

はじめは違和感や喋りにくさがありますが、1週間程度で慣れてきます。痛みと違い、違和感は一度慣れてしまえば繰り返すことはありません。

②口内炎ができやすくなる
矯正治療のストレス、装置の機械的刺激により口内炎が発生することがあります。違和感と同じではじめの1周間程度に集中することが多いです。
ビタミン不足、睡眠不足も口内炎の原因の一つになりますので、矯正治療中は普段より気をつけてみてください。

③歯根吸収がおこる(歯の根っこが短くなる)
70%の人に発生しますので、ほとんどの方におこる変化です。ただし、自覚症状があるわけではなく、短くなる量も平均1〜2mm短くなりますので臨床的に全く問題ありません。ただ、まれに10mm近く短くなる人もいて、その場合は矯正治療終了後に若干の揺れが残ってしまう場合があります。

指しゃぶりや唇を咬むくせがあると吸収の程度が強くなる傾向があり、前歯が噛んでいない人(開咬)も吸収の程度が強くなりやすいです。

揺れが残ってしまった場合は歯の内側を留める装置を保定装置として使用することで、本人の違和感や歯への負担を軽減します。

④治療中の虫歯や歯周病リスクの増大
矯正治療中は歯に取り外しができない装置が付きますので、食べ物が詰まりやすくなります。また、歯ブラシがしにくくなるので、磨き残しが増えやすく、虫歯や歯周病のリスクが上がります。特に装置の周りの磨き残しが続くと矯正装置に由来した形に虫歯ができてしまいます。

装置装着時には歯磨きの仕方をお教えしますので、そのとおりにしっかりケアしてもらえると、治療中の磨き残しは軽減できると思います。

⑤装置を外す際に歯に傷が付く可能性がある
ブラケット除去の際に歯に傷がつく可能性があります。ブラケットを外す際は細心の注意をはらい歯は削れないバーを用いて接着剤を削っていますが、初期虫歯がたくさんある場合はまれに歯を傷つけてしまう可能性があります。

万が一歯に傷がついてしまっても研磨するので、ザラザラが気になるようなことにはなりませんが、歯が削れないに越したことはありませんので、治療中の歯磨きをしっかりしていただき、初期虫歯を作らないように気をつけましょう。

今回はここまでで、次回のコラムの階でリスク・デメリットの続きを説明していきます。

 

 

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