矯正の知識

治療途中で装置を変更したい方

こんにちは。院長の戸嶋です。

梅雨明けが待ち遠しい季節になりましたね。 さて、今日6月25日は「住宅デー」なのだそうです。1978年に制定された記念日で、大工さんや職人さんの腕前を身近に感じてもらうための日とのこと。 私たち歯医者さんも、お口という大切な場所を「建てる」ように整える職人に近い仕事なので、どこか親近感を感じてしまいます。


さて、今回は「治療の途中だけど装置を変えたい」というご相談についてお話しします。

矯正装置は途中で変えても大丈夫!

「マウスピースを始めたけれど、装着時間が守れなくて辛い…」「ワイヤーに変えたいけれど、最初から最後まで同じ装置じゃないとダメですよね?」と心配される方がいらっしゃいます。

結論からお伝えすると、矯正治療を最初から最後まで1つの装置でやり切らなければいけない、というルールはありません。 患者さまのご要望に合わせて、途中で装置を変更することは基本的に可能です 。(ただし、追加費用が発生いたします)

実は、最初からマウスピースとワイヤーの両方を使用する前提で治療を計画することもあるんです。(この場合は追加費用は発生いたしません)大切なのは「装置に固執すること」ではなく「理想のゴールに無理なくたどり着くこと」です。

「1種類しか扱っていない医院」での注意点

装置の変更は可能ですが、1つだけ大きな注意点があります。 それは、もし通っている歯医者さんが「マウスピース矯正のみ」など、1種類の装置しか取り扱っていない場合です。

途中で「やっぱりワイヤーに変えたい」あるいは「マウスピースでは思ったように動かないからワイヤーでリカバリーしたい」となった時、その医院で対応できなければ、別の医院へ「転院」せざるを得なくなります

転院することになると、治療費が余計にかさんでしまったり、手続きに手間取ったりと、患者さまにとってのメリットはあまり多くありません。

医院選びのポイントは「代替手段」があるかどうか

最近はマウスピース矯正専門の医院も増えていますが、マウスピースをきちんと使っていても、稀に思ったように歯が動かない場合があります

そんな時、ワイヤーでも対応できる医院であれば、転院せずにスムーズにリカバリーが可能です 。 矯正相談に行く際は、

  • もしもの時に別の装置(代替手段)で対応してもらえるか

  • 装置を変更する場合の費用(当院では患者さまのご要望による変更は10万円+税いただいております) などをしっかり確認しておくことが、安心への第一歩です


それぞれの装置には得意な動かし方などの特性があります。 ご自身のライフスタイルや歯の状態に合わせて、柔軟に使いこなせる医院を選んでみてくださいね。

もし今の装置でお悩みの方は、まずはお近くの歯医者さんに相談してみてください。

インスタグラムでも、矯正治療を始めるタイミングや医院選びのコツについてご紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね!

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